苦戦はしたものの、どうにかアメリカに到着したタツノオトシゴ。その夜に体験したこと、考えていたことを思い出してみました。今回のお品書きはこちら!
- 空港からホテルへの移動
- アメリカでの初めての食事
- レストランで食べきれなかったものの持ち帰り方
空港からの移動について John F. Kennedy空港から
さて、JFKに降り立ったタツノオトシゴですが、そのままアメリカ支社の人事のお出迎えを待ちます。
当たり前ですが、周りにアジア人って少なくて、土着の日本人だったタツノオトシゴは心細い思いをしながら、スリと詐欺にはあうまい、と貴重品を握りしめて待っているのでした。
ちなみに、同じタイミングで駐在となった同僚が私以外にも五人ほどおりました。同じ会社とはいえ、ほぼ面識のない人ばかりで「あ、どうも。」みたいな歯切れの悪い挨拶を交わし、続かない会話を無理やり続ける謎時間を過ごしていました。
そろそろ限界だ。。と思っていたところ、ついに人事が到着!黒塗りのバン!本当に乗って大丈夫!?
ここで主なJFK空港からの主な移動手段についてご紹介です。
- Uber (Taxi)
個人的には最もおすすめです。特にタツノオトシゴみたいに英語に苦手意識ある人は便利。乗る前に、金額もわかるし、場所も英語で伝える必要もないし、安心感あります。昔、Uberで変なところに連れてかれたみたいな物騒なニュースを耳にしたこともありましたが、周りの同僚からそんな怖い思いをしたって話は聞いたことないです。
若干、Uberのピックアップ場所はターミナルから歩きますが、看板もあるので辿り着くのにそんな困ることもないです。 - Air Train→Long island Rail Road
それでもタクシーはちょっと怖いと思う人は、電車ですかね。JFKは8つのターミナルがあるのですが、それと最寄りの鉄道駅であるJamaicaを循環運行するAirTrainというものが走っています。一回利用に8.5ドルかかります(あまりいないとは思いますが、改札はJamaica駅にしかないので、ターミナル間の行き来はAirTrainタダ乗りできます)。
ちなみに支払いは、タッチ支払いできるクレジットカードで改札通れる(Apple Payもいける)ようになりました。タツノオトシゴが来た当初は、MTAカードっていうプリペイドの磁気カードを買わなくてはならず、デポジットに5ドルくらいかかったりと面倒でした。
JamaicaからはLIRRという鉄道に乗り換えてマンハッタンなどのシティ側に向かうことができます。行く場所によりますが、10ドルくらいでマンハッタンまで出られると思うので、Uberに比べると随分安く済むと思います。電車の待ち時間とかあんまり気にしなくて、重い荷物持っての移動とか大丈夫だったら選択肢ですね。
ただ、、個人的にJamaica駅は治安が悪く感じるので、あまり長居したい駅ではないですね。
なお、支払いは①切符を券売機で買う、②車内で車掌から買う、③アプリ(便利だけど、アメリカのAppStore に入る必要があったりでめんどくさいかも)の3種類くらい。
アメリカで初めての食事
突如現れた黒塗りのバンに連れて行かれるタツノオトシゴ。街灯のほぼない夜道を走ること40分ほど、(恐らく)会社付近のホテルで降ろされました。しどろもどろになりながらチェックインを済ませ部屋で一息。
ここで豆知識、ホテルのチェックインで使う英語
- Hi, Check in, please. I made a reservation for 2night under Tatsu.
ポイント 名前と何泊かをしっかり伝えればそれでOK。なんとかなる。 - IDとクレジットカードのご準備を
ポイント 英語じゃないけど、絶対聞かれるので心構えをしておく。なんとかなる。 - Do you have any recommended restaurant near here?/ Is there a convenience store near here?
ポイント 空腹は我慢できない。意を決して聞くべし。なんとかなる!ここから会話が弾んでしまったら笑顔でやり過ごしましょう。お礼は忘れずに。
一息ついてお腹が空いた我々は、上の英語を駆使し、近くのレストランへ向かうのでした。
レストランはおすすめの割にはけっこう普通なアメリカ料理を出すファミレス的なところで、ちょっとがっかり気味でしたが、ハンバーガーめちゃくちゃ美味しかったです。元来、ジャンキーな食べ物が大好きなタツノオトシゴにはどハマりでありました。
そして、その時初めてIPAビールを飲み、「なんだ、この飲み物は。。!!」と感激。
日本でもビールは嫌いではありませんでしたが、クラフトビールってなんか高いし、お高くとまってる感もあるし、敬遠していたところがありました。もっと早く飲んでおけばよかった!
期待していないレストランでしたが、蓋を開ければとても満足。これからのアメリカ生活への高揚感もプラスされ、急に会話が弾み始めるタツノオトシゴ達だったのでした。
レストランの食べ残しを持ち帰る方法
ワキワキと楽しんでいたタツノオトシゴ達でしたが、フライトの疲れもあり、そろそろお開きとなった時でした。今でも忘れない出来事が起こります。
それは、食べきれなかったものを持ち帰るよう頼むときのことでした。
日本は近年衛生上の観点からとかで、食べきれないものはフードロス直行ですが、アメリカでは一皿の量が多いこともあるせいか普通に食べきれないものを持ち帰ることができます。ハイソな人はそんなことしないのかも知れないのですが、我が家ではしばしばです。
さて、我々のグループの中に、以前アメリカ出張を経験した方がおり、その方も食べ残しを持ち帰ろうとしておりました。
「こういう時はなぁ、ドギーバッグ、プリーズっていうんやで」
その人が言いました。自信満々に。
タツノオトシゴは嫌な予感がしました。これは、、フリだ!言ってはいけない!
しかし、時すでに遅し。ドギーバッグは全くウェイトレスさんに伝わらなかったのです。
こういう時の気持ちは痛いほどよくわかるのですが、「自分の発音のせいかも」とか、「たまたま聞き取ってもらえなかっただけかも」とかって思って、そのワードに固執しちゃうことがあるんですよね。
その方も、ドギーバッグというワードに囚われてしまい、か細くもしつこくドギーバッグを繰り返しているのでした。
では、何が正解だったんでしょうか。以下、例文です。
- Can I have a box for this(食べ残しを指差しながら)?
大体これで通じます。一番大切な単語はBoxですかね。このBoxが、Containerだったり、それこそBagとかでも大丈夫だと思います。自分はBoxしか言ったことないですが。ジェスチャーを加えることで、なんのためのBoxか補足です。ちなみにジェスチャー恥ずかしい、って人のために、食べ残しはLeftoversと言うので、Thisの部分を置き換えるとよりスマートかも?タツノオトシゴはそんな頭回らないので、ほぼ例文通りを毎回言っています。
ちなみに、同僚の名誉のために弁解すると、Doggy bagは正しいです!ただ、その言い回しは古臭いようです。ちょっと調べた感じだと90年代、00年代くらいの間に使われることがだいぶ減ったようです。また、広く使われていたのは南や西の地域が主だったようで、あまり東の方では人気じゃなくて、なおのこと聞き取ってもらえなかったのかもしれません。
まとめ
惨劇を目の当たりにしたタツノオトシゴは今後のアメリカ生活に一抹の不安を覚えて眠りにつきました。
さて、本日のまとめ!
- 空港からの移動手段は電車とUber(タクシー)Uberがオススメ!
- ホテルでは必ずIDとクレカをチェックインの時に使うので心構えを!
- レストランの食べ残しを持ち帰れる!定型文を覚えて、伝わらないときはジェスチャー+単語を入れ替えてみよう!
こんなところでしょうか。帰国子女でもない限り、日本人の英語は一発で聞き取ってもらえないです。それでもホテルやレストランでは話さなきゃいけない。通じなくてもうダメだーってなった時に、なんとか奮い立たせ、黙らずにもう一回口を開くことが何より肝要ですよね。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回ー。
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