タツノオトシゴ、赴任準備をする

アメリカ生活

この記事では、前回記事「タツノオトシゴ、アメリカ駐在決定す」の続きとなります。赴任準備で行ったこと、主に下記の事項について、ツラツラと書き連ねようと思います。

  • 赴任前に行った準備について
    1. 英語学習
    2. 荷造り 赴任前に購入したもの
    3. 健康診断
    4. 各種手続

準備① 英語学習

タツノオトシゴの会社では、赴任に際し厳しい条件が科されます。それがTOEIC 600点以上を取得すること。エセアメリカ人のタツノオトシゴにとっては低いようで高い壁。この壁を越えるのに使用したのは下記の教材ですね(当時は確かVol.6とかでしたが)。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10 [ ETS ]
価格:3,300円(税込、送料無料) (2024/5/17時点)


これは、英語学習に限った話じゃないと思うんですが、タツノオトシゴ的には迷って色々なものに手を出してしまう気持ちも十分わかるものの、勉強は同じやつ何回もやった方がいいよねって思ってます。ひとえに出来が悪いからかもしれませんが、本を一回読んだところで全く覚えられませんので。。ともかく、この公式問題集を繰り返しやり、無事600点を超えたタツノオトシゴだったのでした。

なお、渡米後、タツノオトシゴはTOEIC 600点なんてクソの役にも立たないじゃないかと激昂することになるのですが、それはまた日を改めて。

準備② 荷造り 渡米前に準備したもの

このあたりは気にされる方多いかもしれませんね。かく云うタツノオトシゴも駐在前にはソワソワして現地の先輩方に何を持っていた方がいいですかね?と浮かれながら聞き回っていました。しかし、どの先輩も口を揃えて言っていたのが、

「アメリカでは、お金さえ払えば何でも揃うよ」

でした。まあ、確かにそうなんでしょうが、それじゃつまらない。ということで、タツノオトシゴが持っていって良かったもの、または先輩がそうは言いながら日本から持ち込んでいたものをご紹介です。

  1. 炊飯器(ちょっといいやつ)
    お米食べない人はいらないかもしれませんが、タツノオトシゴは大の白米好き。ということで、こちらはおすすめです。アメリカでも日本の炊飯器買えますが、当然最新モデルみたいなのはないですし、あるのはなんかショボいです。しかも日本だと五千円くらいで買えそうなのが、平気で100ドル以上で売っていたりします。日本の炊飯器を使うには、変圧器が必要になりますが、コスト的にも品質的にも満足度高いです。ちなみに我が家はこんなやつ使っています。

  2. ホットプレート(3種類くらいプレートついてるやつ)
    これも、まあ、アメリカで買えないこともないんですが、炊飯器と似た感じでなかなかいいものには巡り会えません。やっぱり家の中でちまちま焼く、というのは文化的に合わないんですかね。
    これをオススメする理由なんですが、アメリカではなかなか帰り道に一杯という感じにはなれず(車通勤なので)けっこうホームパーティーが多くなりがちです。庭のあるお家だったら、それこそ外でBBQとかも良いのでしょうが、ウチのアパートはそんなことができないので、家で焼肉!とか、家でたこ焼き!とかになることが多く、重宝してます。これもプレート付け替えられるようなちょっといいやつがオススメですね。

  3. 慣れ親しんだ化粧品・日用品
    これはよく聞くかもしれませんが、やはり肌に合うものを持っていくと安心という人が多いようです。タツノオトシゴは化粧品をあまり使う方ではありませんが、それでもワックスが全く髪質に合わなかったり、洗顔料の匂いが合わなかったりと色々失敗しました。それでもせっかくアメリカに来たからと、新しいものを使い続ける挑戦を続けていますが、あまり見合ったメリットはありません。気になる方はこのあたりも大事かもしれませんね。
  4. 紙類
    物価の話はまた改めてしたいと思いますが、アメリカは紙類がとにかく高い気がします。売ってるロットも大きいので、うまく単価比較ができないのですが、普通に買うとトイレットペーパーは24ロールで24ドルくらいします。凄まじいですよね。タツノオトシゴの会社は、引っ越しに際しての制限がないので、紙製品(ティッシュとか、トイレットペーパーとか)を買いだめて持ってくる人もいるようです。
  5. 食料品・調味料
    アメリカは動物性たんぱく質を含む製品の持ち込みを禁止しているので、何でもは持っていけないですが、醤油をはじめとした日本ならではの調味料等々お好みあれば持っていくのもいいかと思います。先輩方が言っているように、日本のものであっても大体はお金を払えばアメリカでも買うことができます。ただ、例えば醤油とかは1リットルで6ドルくらいするので、今の為替だと日本の4−5倍ですかね。だいぶ高いです。なので絶対使うだろうってものは多少持っていってもいいのかも知れません。
    ちなみにタツノオトシゴは預け荷物で醤油とみりんを持っていきました。料理の修行に行く人みたい。

ざっと思いつくのはこんな感じですかね。また、思い当たるものあったら追記しようと思います。

準備③ 健康診断

大体の会社さんで必要になるのかなと思いますが、健康診断を受け、赴任行っても問題ないよ、とお医者様のOKをもらわねばなりません。

タツノオトシゴは生まれてこの方幸いなことに大病を患ったことがなく、健康診断も無事パスできました。

ただ、パスしたものの大変思い出に残ったのが、胃カメラ。人生初の胃カメラ健診を受けたのですが、それがもう辛いの何の。辛いの嫌だったので、鎮静剤を打ってもらって胃カメラを行ったのですが、全く効かず。意識もはっきりしたまま胃カメラが入ってくることに。えづくえづく。口も痺れて、よだれも口の中に留めておけず垂れ流し状態。常にオエオエして、知らないうちに涙が。

そんな時に、看護師さんが「大丈夫ですよ〜」って背中をさすってくれた時の手の温かさ、忘れません。看護師さん、まじエンジェル

準備④ 各種手続き

転居が伴いますので、賃貸の人は家の引き払いや、持ち家の人は貸に出す手続きだったり、色々しておかなきゃいけないですよね。タツノオトシゴの場合は賃貸だったのですが、イルカさん(タツノオトシゴのパートナー)がしばらくしばらく日本に残る予定だったので、その辺りは任せっきりに。最悪何かあれば日本にイルカさんいるし、何とかなるだろうの精神で出国したのですが、それが間違いの元でした。

特に後悔したのは下記ですね。

  • 銀行の住所変更
    すっかり忘れてました。この後、タツノオトシゴは日本の銀行カードを全て失う憂き目に遭うのですが、その再発行がそれはめんどくさかった。(というかできないものもあった)
    まあ、全てを失うのはレアケースかも知れませんが、特に賃貸の方は、もう日本に届け先の住所がないので詰みです。出国前にちゃんと住所変更することを強く推奨します。
  • 携帯電話番号のキープ
    タツノオトシゴはケチなので、日本の携帯番号に月々お金払うのは馬鹿らしいや、と思い、出国前に解約しましたが、その後不便になることが多発。もう近頃は、何かと携帯番号に紐づけるので、色々なサービスに全部日本の携帯番号を紐づけたまま解約してしまってました。
    そうするとパスワードの再設定とかで、携帯番号にワンタイムパスワードを送ります、とか言われて詰みです。Mixiとかもう開けない。。

    それと一時帰国した時に、「へー、ナナコアプリとか便利そうだな」と思って使おうとしても、携帯番号がないことで使用ができなかったりと、不便に思うことが多かったです。
    月々数百円かかるそうですが、個人的にはキープをオススメします。

まとめ

今回もだいぶ長くなってしまいました。。

準備関連でお伝えしたいことは、基本神経質になりすぎないってことですかね。

特にアメリカとかは本当に大体何でも揃いますし、代用しようと思えばできることも多いです。その前提でオススメするのは慣れ親しんだ日用品ですかね。上には書きませんでしたが、例えば使い捨てのコンタクトレンズとかも買いだめしてくる人が多いですね。やはり、身体に直接つけるものとかは、なれてる物の方が安心できますよね。

手続き編では、本当に住所関連は気をつけてください。特に賃貸の人は。住民票抜いた後は根無草になっちゃうんでけっこう困ります。在留証明とかあれば、何とかなることもあるようですが、いずれにせよ手間なので、出国前にやっちゃった方がいいですね。

それでは最後までお読みくださりありがとうございました!また次回ー。

コメント

タイトルとURLをコピーしました